このページに関する事項は、艦船及び模型に関する事項を除いて架空の事項です。




































姉妹艦と共に『日本の誇り』と詠われた戦艦


戦艦『陸奥』(長門型戦艦二番艦)艦暦
1918(大正7)年6月1日起工(横須賀海軍工廠)。
1920(大正9)年5月31日進水(横須賀海軍工廠)。
1921(大正10)年10月24日竣工(横須賀海軍工廠)。佐世保鎮守府に所属。
未完成状態のまま11月22日に引き渡され、海軍籍に。
最終的に保有を認められた際、(アメリカ)コロラド旧戦艦3隻、(イギリス)ネルソン級戦艦2隻の建造・保有を認めざるを得なかった。
軍縮条約などによる一連の経緯を経て誕生した7隻の戦艦(長門・陸奥・コロラド (BB-45)、メリーランド (BB-46)、ウェストバージニア (BB-48)、ネルソン、ロドニーは、世界のビッグ7(世界の7大戦艦)と紹介された。
1925(大正14)年4月27日貞明皇后が沼津御用邸に赴く際、神奈川・江之浦港から静岡・沼津港までご乗艦された。
1941(昭和16年)12月8日機動部隊により真珠湾攻撃成功の報を受け、退却支援として出撃。
1942(昭和17年)6月ミッドウェー海戦の主力部隊として出撃。
戦没した空母『赤城』の生存者を救助に当たった駆逐艦より収容。帰国させている。
1942(昭和17年)8月11日トラック島に進出。第2次ソロモン海戦に参加するも、アメリカ軍とは交戦せず。
1943(昭和18年)1月12日日本本土へ帰還。
1943(昭和18年)6月8日広島・柱島泊地で謎の爆発を起こし、沈没。
1943(昭和18年)9月1日除籍。
今でも第三砲塔爆発・爆沈の原因は掴めないまま、謎に包まれている。戦中の1944年7月に燃料庫から重油が回収される。後に1948年及び1953年、そして1970年から翌年にかけて、船体の引き上げ作業が行われた。現在、主砲などの多くの部品が各地に保存。そして引き上げられた船体はスクラップとして再利用され、日本各地の研究所や原子力発電所などの放射能測定などに使用され『陸奥鉄』と称されて重宝されている。現在でも、引き上げられなかった船体の一部などは沈没地点の海底に眠っている。


(復刻建造された、現在)
平和祈念艦『陸奥』
戦前戦中に日本で最も愛された戦艦の姉妹艦である『陸奥』の設計図を基に、復刻建造された。復元されたのは外観のみであり、動力は艦本式タービンというものを現に製造できるわけはなく、現行の大型船舶と同様、ディーゼルエンジンを動力源として用いている。また、主砲4基8門は放水機能を持って実装されており、海上火災などの災害支援の前線基地として出動することもある。

2017(平成26)年10月25日竣工(池之端重工業峰ヶ崎造船所)
2014(平成26)年10月26日祈念艦展示施設において、先に建造された『長門』と並べての展示を開始。
2014(平成26)年9月10日正式に『平和祈念艦』命名。
開艦案内
(ミュージアムシップ)
開艦時間AM9:00〜PM5:00(季節などにより変更あり)
休艦日6月8日(特定休艦)
出動などのために休艦する日もあるため、事前に確認願いたい。
乗艦料大人700円(シニア600円、大学・高校生500円)
中学生350円・小学生以下無料
不定期で近海航行をする機会があり、その際には事前公募を行う。


製作過程など


箱(パッケージ)概観。
製品:アオシマ文化教材社製 日本海軍戦艦陸奥(むつ)
2017(平成26)年10月24日建造開始・25日完了


中のパーツ類。


もっとも中核となる船体部分。艦首部分の甲板を別パーツにしてある点を別とし、やはり船体を一体化してあるので組みやすい。


主砲や煙突などの細かな部品を組み立てる。やはり水上機は細かすぎて難しい…。


船体部分を組み立ててゆく。この地点で、金剛などは主砲の取り付けを行ったが、この模型では後付する。


全体俯瞰(建造中)。重りをセットし固定。完全に船の形となる。これから艦橋などを取り付けてゆく。


主砲及び14p単装砲取り付け。接着剤不要な主砲も、取れないようにしようとすると、固定するしかないんだ…。


全体俯瞰(建造中)。艦橋完成。長門の時にはきちんと整えられなかった部分も、ここでリベンジ。


1・2番砲塔及び艦橋部分。


10月24日地点。カタパルト及びクレーンなどの部品を取り付け。


まだ錨及び菊花紋章などを取り付けていない状態。それは最終仕上げの時にと決めている。


翌25日はアンテナ部分などの取り付けから開始。構造的には長門よりシンプルなのが印象的。


いよいよ最終段階…。錨と菊花紋章を取り付ける。


取付完了。やはり菊花紋章を付けるだけで、艦船模型はぐっと引き締まる。


ようやく完成。1/700とはいえ、やはり堂々とした構えの戦艦。


(現在)姉妹艦である長門(手前)と佇む。


TOP

Copyright(C)2015 ACTIO371.All Rights Reserved.