このページに関する事項は、艦船及び模型に関する事項を除いて架空の事項です。



































▲常設展示艦3隻(戦艦榛名・戦艦金剛・戦艦長門)

--峰ヶ崎海洋公園--

 あおぞら銀河鉄道峰ヶ崎駅にほど近い、峰ヶ崎港を中心に整備された海洋公園。
遊覧船なども運行されていたり、公園内には海をテーマにした遊園地及び水族館などがある。 その海洋公園の一角にある、現在は港湾として機能していない旧港部分には、異様な光景が広がっている。それは、その場所に係留されている3隻の戦艦らしき船。この船は、船内に数多くの戦跡・平和に関する資料を保存・展示する施設として公開されている船で、俗に『平和祈念艦』と呼ばれている。その外観とは裏腹に、建造年月日が新しい、いわゆる復元・復刻された船である。戦中を思わせる様相を漂わせる、この3隻の『平和祈念艦』。駅からは離れているが、この海洋公園のシンボル的存在としても親しまれている。現在、この旧港の一角は『峰ヶ崎平和祈念公園』と言われているが、この3隻が係留されている光景から『峰ヶ崎鎮守府』とも呼ばれる。

平和祈念艦(Wish to Peace Of Ship)

『世界の平和を祈る目的で復刻建造された旧来の日本軍艦』
 現在の峰ヶ崎港を建設・竣工したと同時に廃止となった峰ヶ崎旧港を活用する形で、平和祈念財団が整備した3隻の平和祈念艦(復刻建造・復元された軍艦)が保存展示されている。見かけは軍艦であり、普段は旧港において、艦内に展示されている資料などを公開する『ミュージアムシップ』であるが、有事(海上火災など)の際には、2隻(金剛・長門)は一部の主砲の外観を生かして実装された『消防艇』の機能を生かし、海上での消火活動及び救援活動に、伊勢は主に貨物輸送船として活躍する。  現在に生きる艦が『平和を守るために戦う船』であれば、この平和祈念艦は『全世界の平和を祈るための船』。戦う様相をしていながら、その船に備え付けられた機能は戦闘用ではなく、あくまでも防災・救援用である。
 なお、これらの艦には、海の安全を祈るために、海の神様を祭る神社(海姫神社の分社)及び、各艦の船霊(ふなだま…元となった艦の魂)を祀る神社があり、乗艦すれば誰でも参拝することが出来る。尚、それぞれの艦の元となった艦船が沈んだ日(命日)は休艦日となり、その日は救援艦としての出動待機の任務からも外れ、ミュージアムシップとしての開艦も行われない。元の艦船の眠る方向へと艦首を向けて沖合停泊か、慰霊航海のために2日くらい前より出航する。  普段、この海洋公園で常設展示されているのは、長門・金剛・榛名の3隻であり、榛名が竣工する前は伊勢が展示されていた。榛名の登場に合わせ、常設展示艦の位置変更が行われ、以前は、金剛・長門・伊勢の並びであったが、現在は、榛名・金剛・長門の並びで常設展示されており、展示区画のもっとも外側がもう1隻分のスペースが空いている。これは他に在籍する艦を非常設展示するためであり、完成したばかりの船の展示披露を数日間行う事がある。

財団法人『平和記念財団』

 地元鉄道会社である『あおぞら銀河鉄道』が主となって、平和を祈念する集会が行われた際に、それに貢献できることが何かないか…と、集会の時に話が上がった。その結果、その貢献のためには、まずは出来るだけの準備が必要…ということになり、まずは財団が設立された。主な出資元はあおぞら銀河鉄道であるが、地元有志なども協力している。現在、平和記念財団の主な事業は、平和祈念艦内の『ミュージアム』運営及び、艦の運行・管理維持である。

プロローグ〜現在

 時を同じくして、峰ヶ崎の新港湾建設開始に伴い、新港湾が開業した暁には廃止となる旧港湾を活用できる方法はないかと、遊覧船の運行などの計画が始まる。
 この時に財団のある1人は『現在の平和があるのは、戦争などによって命を落とした兵隊さんたちと、平和のために戦った歴史があるからだ』といい、それを後世に伝え、そして改めて平和について考えてもらう事、そのための資料を展示する施設を作りたいという意見を出した。しかし、それだけでは何かが平和目的としては何か足りない…。
『いっそのこと、出来ることならその戦闘のために作られた機材…出来れば、戦艦を復刻建造して、それらの施設に出来ないものか』
 財団最大の事業となった『平和祈念艦建造事業』の発端はそこからであった。
 しかし、戦艦そのものの建造を、国が許してくれるはずがない。建造許可を得る前から誰もがそう思い、建造する船をどうすればいいか…というところから、建造計画が始まる。そこで『入手できた設計図を元に再現するのは外観だけにし、中身は現在に沿ったものにしよう』と言う事になった。
 復刻される艦は1隻と決め(その後、計画変更に及び3隻に)、艦の選定へと取りかかった。
 最終的に候補に挙がったのは、戦艦5隻であった。
 ・日本海軍連合艦隊の旗艦を長く務め、戦中戦後を稼働可能の状態で生き残り、最後は核実験の標的となって沈んだ戦艦である『長門』
 ・当初は純正な戦艦として建造され、後に航空母艦の不足により、その機能を備えた『航空戦艦』へと改造された『伊勢』及び姉妹艦の『日向』
 ・日英同盟が生きていた時代に、イギリスで建造された最後の日本戦艦であり、後に高速戦艦としても名を馳せ、30年以上にもわたって活躍した戦艦『金剛』
 ・世界最大・最強と言わしめながらも、3年余りの短い生涯となった悲劇の戦艦『大和』
 この選定の後、復刻建造する戦艦に決まったのは長門であった。建造に当たって、忠実に復元をしながらも、主砲部分などには、その形状を生かした機能を考えた結果、海上での有事などで活躍が期待できる海の消防車『消防船』の機能を搭載することになった。その後も、救援活動にも使用できるようにと機能追加を行う反面、資料館として活用するための設備を搭載し、平和祈念艦の1番艦として『長門』が完成した。建造が完了後、船内には海の安全を祈願する地元の神社『海姫神社』の分社及び、先代艦となる戦艦『長門』の船霊を祀った『長門神社』が設置された。

 その後、救援・平和貢献活動の範囲を広げること、物資運搬などにも使用できる船を…という事になり、計画上にあった2隻が追加で建造された。  長門と同じく消防・救援船として運用できることを主眼に、2番艦として『金剛』が、物資運搬・救援船として3番艦『伊勢』がそれぞれを建造された(海姫神社の分社及び船霊を祀った神社も建造後に設置)。これらの船は、実際に稼働できることを最大に生かすことを前提に、休日などを中心にして、実際に乗艦客を募り、一風違った船旅を楽しんでもらえるようにと言う考慮がなされている。

峰ヶ崎平和祈念艦展示施設


工場を建設


起重機(クレーン)を設置。


油タンクを設置。


施設全景。会場の台座に鎮座は米軍爆撃機B-24.その奥に米軍潜水艦『デイス』が鎮座


【近況】鬼怒の竣工記念展示開始のため、大淀が移動。

このページについて

このページは、架空の財団法人『平和祈念財団』がミュージアムシップなどを兼ねて、復刻建造した日本軍艦、通称『平和祈念艦』と称して、作者が組んだ艦船模型の披露(対した…お見せできるほどのものではありませんが)及び、現在、一大ブーム(?)を引き起こしたオンラインゲームであり、アニメの放送も開始された『艦隊これくしょん』のグッズなどを、出来る限りで綴る、個人製作のページです。ページ名は適当です…はい。

リンクについて

基本的にリンクはフリーです。
URL:http://wtpots.konohashigure.com/
サイト名:峰ヶ崎海洋公園
概要:艦船模型の展示及び、艦隊これくしょんに関することを綴ったページ。
管理(製作)者:ACTIO371

TOP

Copyright(C)2015 ACTIO371.All Rights Reserved.