このページに関する事項は、艦船及び模型に関する事項を除いて架空の事項です。




































初めて民間造船所で建造された戦艦


戦艦『榛名』(金剛型戦艦三番艦)艦暦
1915(大正4)年4月19日巡洋戦艦として竣工(川崎造船所)。
横須賀鎮守府に所属
1928年(昭和3)年10月〜
1931(昭和6)年9月15日
第一次改装
1931年(昭和6)年6月1日戦艦に種別変更
1933年(昭和8)年9月〜
1934(昭和9)年
第二次改装実施。完了後に佐世保鎮守府に移籍。
速力30.49ノット、機関出力136,000馬力の高速戦艦となった。
1945(昭和20)年
7月24日・28日
浮き砲台として江田島湾・小用沖に停泊中
呉軍港大空襲により、28日大破着底。
1945(昭和20)8月15日太平洋戦争(第2次世界大戦)終戦。
1945(昭和20)年11月20日除籍。
1946(昭和21)年7月1日解体完了
特徴である速力を生かして最前線で戦い続けた金剛型戦艦で唯一、大破着底の状態ながらも終戦まで生き残った榛名。金剛型戦艦は2隻ずつ別の艦隊に分かれて作戦に従事していましたが、ネームシップである金剛とは、竣工後に配備されたのが同じ横須賀鎮守府(比叡・霧島は佐世保鎮守府)である事、高速戦艦に改造された後の速度が30ノット以上という点など、共通する点はなかなか多い。レイテ沖海戦後、大破した金剛・長門・大和が修理のため日本へ帰還したのに対し、榛名はブルネイへ残った。この時に姉妹は今生の別れとなってしまう(金剛らのブルネイ出航が11月16日、その5日後、金剛は台湾沖で戦没)。その後に榛名自体も日本へ帰還するのだが、そのときには既に、帰っているはずの姉妹艦は既に海にもなく…(知らずのうちに、姉の眠る場所の上を通り過ぎたとか…?)。帰還後に修理された後、出撃する機会はなく、呉鎮守府所属となり警備艦へ。最終的には副砲などの装備をあらかた外され、江田島湾小用沖に転錨、浮き砲台となってしまった。その後、7月28日には敵軍機B-24の2機を撃墜するなどの抵抗を見せた。それは自身の自慢でもあった速力を生かすことが出来ず、身動きすら取れない中での、出来る限りの抵抗…先に旅立った姉妹と共に、日本という母国を最後まで守ろうとした、せめてもの抵抗であったのだろう。

その名は1973年2月22日に就役した海上自衛隊(ヘリコプター搭載)護衛艦DDH-141『はるな』(はるな型護衛艦一番艦)に引き継がれ、36年余りの年月、日本という国を守ってきた。そして2009年3月18日、後継艦であるDDH-181『ひゅうが』に交代する形で退役。この部品はDDH-143『しらね』修理に使用された。




(復刻建造された、現在)
平和祈念艦『榛名』
太平洋戦争中、姉妹艦と共に活躍した、戦艦『榛名』の設計図を基に、第二次改装後の高速戦艦となった姿で復刻建造された。復元されたのは外観のみであり、動力は艦本式タービンというものを現に製造できるわけはなく、現行の大型船舶と同様、ディーゼルエンジンを動力源として用いている。また、主砲4基8門は放水機能を持って実装されており、海上火災などの災害支援の前線基地として出動することもある。尚、その際の運用の際には、必ず金剛と共に運用される。

建造などに関するエピソードはこちらから
2014(平成26)年9月29日竣工(峰ヶ崎マリンファクトリー)
2014(平成26)年9月30日試験航海を実施。随伴艦を2番艦『金剛』が務めた。
2014(平成26)年10月20日峰ヶ崎旧港での常設展示艦交代のため、伊勢が閉艦・移動。
2014(平成26)年10月21日ミュージアムシップとしての開艦を前とした内装整備を実施。
2014(平成26)年11月1日伊勢と交代し、ミュージアムシップとして開艦開始。
開艦案内
(ミュージアムシップ)
開艦時間AM9:00〜PM5:00(季節などにより変更あり)
休艦日7月1日・24日・28日、11月30日(特定休艦)(特定休艦)
出動などのために休艦する日もあるため、事前に確認願いたい。
乗艦料大人700円(シニア600円、大学・高校生500円)
中学生350円・小学生以下無料
不定期で近海航行をする機会があり、その際には事前公募を行う。


製作過程など
細評はhttp://rifianet.blog94.fc2.com/blog-entry-644.html(Blog『BlueCastle』2014年9月29日の記事)


箱(パッケージ)概観。
製品:ハセガワ社製 JAPANESE BATTLE SHIP HARUNA
2014(平成26)年9月28日建造開始・29日完了


艦橋などのパーツ類


全体俯瞰(建造中)。艦底と艦体部分の接着中。傍では水上機が待機。



建造中の図。艦橋などを取付済


完成直後。艦載船は載せたが、水上機はまだ未搭載。



峰ヶ崎海洋公園までの回航時
姉妹艦の名を受け継いだ自衛隊護衛艦『こんごう』及び『きりしま』、『むらさめ』が護衛した。


峰ヶ崎海洋公園に到着(一番手前が榛名)。
榛名の展示を前提とした位置移動により、金剛及び長門は位置を移動。


定位置展示。戦前戦中の戦艦時代、最も行動を共にした姉妹艦が再び並んだ。


定位置展示。展示板は艦これモデルVol2(エフトイズ製)パッケージ流用。台座を金剛と共有。


定位置展示。艦娘の榛名(製品:ねんどろいどぷち 艦隊これくしょん グッドスマイルファクトリー製)との並び。
この『今度こそは絶対に守ってみせます!』という固い決意を秘めた凛々しき表情。


定位置展示。艦娘の榛名と金剛(製品:ねんどろいどぷち 艦隊これくしょん グッドスマイルファクトリー製)との並び。



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