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このページに関する事項は、艦船及び模型に関する事項を除いて架空の事項です。

































▲進水・竣工後、回航を待つ平和祈念艦10番艦『榛名』

榛名建造エピソード

現在でこそ、平和祈念艦10番艦として復刻建造され、峰ヶ崎海洋公園にて、同じく平和祈念艦の2番艦として先に建造された姉妹艦『金剛』と肩を並べて展示停泊されている戦艦『榛名』。
実は当初、金剛型戦艦3番艦『榛名』を平和祈念艦10番艦として復刻建造する計画はなかったのです。強いて言えば当初から計画があったのは1番艦として最初に復刻建造された戦艦『長門』、2番艦の戦艦『金剛』、3番艦の航空戦艦『伊勢』の3隻だけであり、4番艦の駆逐艦『吹雪』以降の計画は、第二次計画として立案されたもので、その中の建造計画にも『榛名』の名は出なかったのです。尚、榛名よりも先に復刻建造された7番艦『摩耶』、9番艦『青葉』も、その計画に含まれておらず、後に追加で決まった際、二次計画で駆逐艦の次に建造する計画であった軽巡洋艦『大淀』よりも先に『摩耶』の建造を開始したという話があります。
 では、なぜ一次計画にも二次計画にも組み込まれていなかった戦艦『榛名』が、突如として平和祈念艦10番艦として復刻建造されることが決まったのでしょうか。それは、ある一人の男が平和祈念財団のドアを叩いたことにより始まります。

 榛名の復刻建造を提案した、その男は『添田 信洋(そえだ のぶひろ)』といい、平和祈念艦2番艦『金剛』及び3番艦『伊勢』を建造した『峰ヶ崎マリンファクトリー』の社長であった。
この人物、戦艦『榛名』に思い入れがあるのだそうで、2番艦『金剛』を建造・財団に納品した際、いつかは戦艦『榛名』をと、思い立っていたようだ。
「金剛型戦艦4姉妹は、いずれも艦船として深い絆を持っている。比叡は先代のコルベット艦時代から、霧島は海上自衛隊のミサイル護衛艦(DDG-174,こんごうはDDG-173)として、金剛と姉妹となっている。しかし、榛名は戦艦時代に最も行動を共にした姉妹艦であったが、末期にはひとり残された。その後、榛名の名前は自衛隊護衛艦(DDH-141)の名になり、姉妹艦(DDH-142 ひえい)もいた。しかし、最も傍にいるはずの姉妹艦とは離れ離れになったままだ(これだと、比叡もあてはまりそうな…)。それならば、この平和祈念艦という復刻された日本軍艦の中ででも、この姉妹を一緒にしてあげられないだろうか」
 この提案に頭を悩ませたのは財団であった。いくら建造の要望を出されても、そんな簡単に建造を発注できるものではない。資金面が最大の問題であり、既に8番艦までが建造された中で、どうやって資金を捻出できようか…となった。
「榛名の建造は、金剛の建造も請け負ったうち(峰ヶ崎マリンファクトリー)で責任を持って行い、その建造費用もうちで負担します」
 添田社長はなんと、戦艦『榛名』を財団からの建造代金を受け取らずに復刻建造すると申し出たのであった。しかし、財団もこの提案では流石に呑めなかったらしく、一部の代金は負担すること、そして完成した暁には榛名の名誉艦長に添田を任命することを条件に、建造にゴーサインを出したのである。

そして、2014年9月29日、全ての工程が完了し、完成した平和祈念艦10番艦『榛名』が、添田社長の手によりロープを切られて進水。峰ヶ崎海洋公園へと回航されたのである。その回航の際に、榛名の艦上には添田社長がおり、峰ヶ崎で榛名が金剛と肩を並べたときには感無量であったと聞きます。
その榛名の艦内には『名誉艦長 添田 信洋』の名が刻まれたプレートがあり、実際の艦長の名のところには『艦長代理』として名を入れていることからも、財団が添田名誉艦長に敬意を払っているかが見て取れる。

なぜ、榛名は金剛と共に運用されているのか

にわかに信じがたい話となるが、一度だけ単艦で運用した際、動力の故障か何かで動かなくなる事態が起きたのである。
そのため、榛名を救援・曳航するため、2番艦・金剛が急遽出動し、修理要員を移乗させたのち、曳航する準備を開始したのである。
しかし、修理要員いわく『異常な箇所が見つからない』という結果となり、その動力も順調に動いたのだ。これには双方の乗員も首をかしげるのだが、いつ調子を悪くするか分からない榛名を心配し、その後も金剛が随伴艦となって運用されたのである。

それ以降も、単艦で運用しようとすると調子を崩してしまうという、誰もが首をかしげる事態となったのであった。その後に『戦艦時代に最も行動を共にした姉妹艦であり、姉(金剛)と一緒のほうが安心して行動をとれ、逆に単艦だと不安で行動を取れにくくなり、調子を崩してしまうのではないか』と結論付けられることとなった。あまりにもオカルト過ぎるが、現状では『榛名を動かす際には単艦ではなく、金剛と共に運用する』ことで運用制約を固定している。

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